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【最初の一歩】Pythonの簡単インストール手順(スクリーンショットで解説)

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本記事では、WIndows 版Pythonにおける最新バージョン/過去バージョンのダウンロード方法、インストール方法、インストールされるツール類について、スクリーンショット付きで解説しています。

Python とは

Python(パイソン)は、汎用のプログラミング言語であり、広く使用されている高水準の言語の1つです。Pythonは、シンプルで読みやすい文法、豊富な標準ライブラリ、強力なコミュニティによって支えられています。以下にPythonの特徴と用途について概説します。

  1. シンプルで読みやすい文法
    Pythonの文法はシンプルで、人間にとって読みやすい(直感的な)構文を持っています。
  2. 豊富な標準ライブラリ
    Pythonには標準で豊富なライブラリが含まれており、データ処理、ファイル操作、ネットワーク通信などの機能を提供しています。これにより、多くの一般的なタスクを簡単に実装することができます。
  3. オープンソース
    Pythonはオープンソースであり、無料で利用することができます。
  4. クロスプラットフォーム
    Windows、Mac、Linuxなど、さまざまなオペレーティングシステム上で動作します。
  5. 豊富な用途
    Web開発、データサイエンス、人工知能、機械学習、自然言語処理、ゲーム開発など、さまざまな分野で利用されています。特に、データサイエンスや機械学習の分野ではPythonが主要な言語として広く使われています。

Pythonのダウンロード方法(過去~最新のバージョン)

次のURLをクリックすると、Pythonの公式サイトに移動しますので、赤で囲んだリンクをクリックしてください。

https://www.python.jp/install/windows/install.html

次にPythonのバージョンを選択する画面になります。ここから任意のバージョンを選択してください。

クリックするとインストーラーがダウンロードされます。

Python インストール方法

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックで実行すると、次の画面が表示されます。
ここで「Add python.exe to PATH」にチェックをいれておきましょう。これを忘れてインストールを進めると、pip コマンドによるライブラリのインストールができなくなります。

チェックを入れたら、Install Now をクリックします。

インストールが開始されると次の画面になります。

インストールが完了すると次の画面になります。

以上でインストールは終了です。

Pythonの起動方法

Minicondaをインストールすると スタートメニューには IDLE 、 Python x.xx そしてドキュメントが3つ登録されます。IDE もしくは Python x.xx を使って開発することになります。

IDLE (Integrated Development and Learning Environment)

IDLEはPythonの開発や実行を行うための統合開発環境(IDE)です。
コードの編集、実行、デバッグ、ファイルの管理など開発に必要な一通りの機能を持つほか、Pythonのコードを直接入力して実行するインタラクティブモードも実装されています。

Pythonインタプリタ

一見、Anaconda/Minicondaにインストールされているコマンドプロンプトのようですが、実は大きく異なります。
これは Pythonのインタプリタと呼ばれるもので、Pythonコードを実行するための専用プログラムです。
実行すると Pythonプロンプト(>>>)が表示され、そこでPythonのコードを直接入力して実行することができるようになりますが、これを終了させてコマンドプロンプトに戻ることはできません。

Anaconda/Miniconda との共存について

1つのPCの中に、Python 、Anaconda、Minicondaをインストール(共存)させることは可能ですが、pip コマンドを用いた場合、少し注意が必要です。

Pythonをインストールした際、Add Phthon.exe to PAHT にチェックを入れましたが、これにより Python のパスが環境変数に登録されます。

一方、Anaconda/Minicondaのインストール時に All User にチェックを入れた場合、Anaconda/Minicondaのパスも環境変数に登録されます。

pip コマンドは python、Anaconda、Minicondaそれぞれのフォルダに置かれているので、インストールの仕方によっては、どこのフォルダに置かれた pip が実行されるかが変わってきます

つまり、Anaconda 環境で pip を行ったつもりが、python 環境の pip が起動していたということが有り得ます。

python とAnaconda/Minicondaを共存させて使う場合は、Add Phthon.exe to PAHT にチェックを入れずに(Pythonのパスを環境変数に登録せずに)使う方が事故は防げます。

ただし、Pythonのパスを環境変数に登録しなかった場合、自力でPythonのインストールフォルダから直接 pip を実行しなければならず、操作が煩雑になりますので、何らかの工夫(バッチファイルを作成して、その中でパスを通すなど)が必要となります。

まとめ

本記事では、Windows版 Pythonについて次の内容を紹介しました。

  • 最新バージョン/過去バージョンのダウンロード方法
  • インストール方法
  • Pythonの起動方法(インストールされるツール類の紹介)
  • Anaconda/Miniconda との共存について

公式サイトからインストーラーをダウンロードして、初期設定のままインストールしていけば簡単にインストール可能です。

ただし、AnacondaやMinicondaと共存する場合は、インストール時の環境変数の取り扱いに注意しましょう。Pytyon,Anaconda,Miniconda のいずれも pip コマンドを持っており、どれが呼び出されるか分からなくなり、環境が壊れるというリスクがあります。